〜歯周病について〜②
投稿日:2022年1月20日
カテゴリ:院長ブログ
みなさん、こんにちは。
院長の吉田です。
今日は以前に少しお話した歯周病のお話の続きです。
みなさんは歯周病はお口の中だけの病気だと思っていないですか?
実は、歯周病は全身の病気に関わっているのです。
まず挙げられるのが、糖尿病です。
糖尿病になると口腔内も血流が悪くなり、歯周組織が、酸素・栄養不足になります。
また全身の免疫も下がるので細菌に対しても弱くなります。
そのため、歯周病が悪化しやすいのです。
逆に、糖尿病の患者が歯周病を併発していると、歯周病を抑えようと、免疫の細胞からサイトカインという物質を作ります。
この物質が全身に巡ると、インスリンの働きを阻害してしまうのです。
このように歯周病と糖尿病はお互いに危険因子であり病状を悪化させあう関係なのです。
他にも、歯周病は心筋梗塞、脳卒中、誤嚥性肺炎など多くの全身疾患との関連が指摘されています。
ご自身の全身の健康のためにも一度、歯周病の検査を受けられてみてはどうでしょうか?
新橋・虎ノ門エリアで歯周病治療をご希望の方は、
日比谷通りスクエア歯科クリニックまで
ご連絡ください。
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