虫歯治療・精密根管治療|虎ノ門・新橋近くの歯医者|日比谷通りスクエア歯科

新型コロナウイルス対策と患者様へのお願い

  • 国立東京医科歯科大学附属病院医療連携医院 / 日本大学附属病院医療連携医院
  • 日本矯正歯科学会認定医
  • 日本歯周病学会認定医
  • マイクロスコープ精密治療に対応
  • 都営三田線内幸町駅0分(駅直結)
    JR線 新橋駅 徒歩5分
  • 東京都港区西新橋1-3-1 西新橋スクエアビル3F

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虫歯治療・精密根管治療

天然歯の保存に努めた低侵襲な虫歯治療を心がけております

低侵襲な虫歯治療

日比谷通りスクエア歯科・矯正歯科では、いつまでも天然歯でお食事や会話を楽しんでいただくため、できるだけ歯を削らない・抜かないことをモットーに低侵襲な虫歯治療を心がけております。診査・診断結果を基に患者さま一人ひとりの症状に適した歯科治療をご提案いたします。

虫歯の進行レベルに適した治療を実施いたします

日比谷通りスクエア歯科・矯正歯科では診査・診査をしっかり行い、患者さま一人ひとりの口腔内の状態を見極め、虫歯の進行レベルに適した治療を実施しております。以下では、C0~C4という5段階で分類される虫歯の各症状と当院が実施する治療法についてご紹介いたします。

C0・C1【初期虫歯・エナメル質の虫歯】

初期虫歯・エナメル質の虫歯C0・C1の虫歯はどちらも初期虫歯として分類されます。初期虫歯は基本的には歯を削るなどの処置を行わず、口腔内を清潔に保ち、歯の修復機能である再石灰化を促してあげることで治癒が可能です。

当院ではフッ素の塗布や専門的な歯面清掃(PMTC)などを行い、できるだけ歯を削らずに虫歯の治療、進行の防止を心がけております。

 

  • C0…虫歯菌の酸で歯の表面にあるカルシウムやリンなどのミネラルが溶け始めた「脱灰」という状態。
  • C1…歯の1番外側にあるエナメル質が虫歯になっている状態。

※C1の状態でも見た目が気になったり、将来的に悪化したりする可能性が高い場合には虫歯部分のみ削り、目立たないつめ物で修復する場合もあります。

歯磨き指導(TBI)

歯磨き指導(TBI)

口腔内を清潔に保ち、再石灰化を促進するため、正しい歯磨きの方法を指導いたします。セルフケアの質を高めることで、虫歯予防・虫歯の悪化防止が期待できます。

フッ素塗布

フッ素塗布

高濃度のフッ素を歯面に塗布します。フッ素には虫歯菌の活動を弱めたり、再石灰化を助ける働きがあるため、C0・C1の様な初期虫歯の治癒にも効果的です。

PMTC

PMTC

専門的な器具を用いて、歯面のクリーニングを行います。細菌の温床となる歯垢・歯石を取り除き、口腔内を清潔な状態にすることで再石灰化を促進します。

C2【象牙質の虫歯】

象牙質の虫歯C2はエナメル質の下にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。冷たい物がしみたり、痛みを感じたりすることも多くなってきます。

また、象牙質はエナメル質に比べて軟らかく、虫歯の進行が早いため、できるだけ早めの治療をおすすめいたします。治療については、事前に局所麻酔を行い、できるだけ健康な歯を削らないように丁寧な処置を実施いたします。

麻酔などの痛みの緩和

痛みの緩和

象牙質の虫歯治療は痛みを伴う可能性が高いため、事前に麻酔注射を実施いたします。当院では、表面麻酔の使用や注射針のサイズにもこだわり、麻酔注射の痛みの緩和にも努めております。

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拡大視野下での精密治療

拡大視野

当院では、歯科拡大鏡やマイクロスコープを用いた拡大視野の下で精密な虫歯治療を心がけています。視野を拡大することで、細部の状態を目で確認することができるため、より精度の高い処置が可能となります。

う蝕検知液による染め出し

う蝕検知液

虫歯治療の際は、虫歯感染歯質にのみ着色するう蝕検知液を塗布します。健康な歯質と虫歯感染歯質の境目を目でしっかり確認できるため、削り残しの防止はもちろん、必要最小限の切削で治療を終えることができます。

エキスカベーターの使用

エキスカベーター

虫歯に感染した歯は軟らかくなるため、最初から最後までドリルで削ると、健康な歯質まで削り過ぎてしまう可能性があります。そのため、細部や最終的な処置にはエキスカベーターという手動の切削器具を使用し、虫歯部分のみを丁寧に取り除きます。

MTAセメントによる覆髄

MTAセメント

神経の周辺まで虫歯が進行している場合は、切削時に神経が露出したり、処置の刺激によって神経に炎症が起きたりする場合があります。本来であれば神経を抜くことになる症状ですが、当院では殺菌効果のあるMTAセメントで神経を保護する「覆髄処置」により、神経の保存を試みます。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディング

虫歯治療の際は、歯の切削範囲を最小限に留めることができるダイレクトボンディングでの修復を心がけております。ダイレクトボンディングは、歯を削った部分に歯科用の樹脂を盛り、その場で歯の形態を整えていくため、型取りなどの工程がなく、即日で治療が完了するのも特徴です。

C2【象牙質の虫歯】の治療例

虫歯治療前①歯と歯の間に黒いむし歯が見られます。

虫歯②むし歯を慎重に削っていきます。むし歯は歯の中で大きく拡がっています。

虫歯を除去③再発のないようにむし歯の部分を完全に除去します。

レジン充填④治療後になります。見た目には治療した箇所がわかりません。

虫歯治療後⑤裏側から見ても自然な仕上がりとなりました。

C3【歯の神経まで進行した虫歯】

歯の神経まで進行した虫歯C3は歯の神経にまで虫歯が進行した状態です。虫歯菌に感染した神経は炎症を引き起こすため、何もしていない状態でも強い痛みを感じます。

症状を改善するため、歯の内部の感染物質の除去・殺菌を行う根管治療を実施いたします。C3の虫歯はさらに悪化すると、抜歯リスクが高くなるため、早急な治療をおすすめします。

再発率の軽減・抜歯の回避に努めた精密根管治療

神経にまで達した虫歯の症状を改善するためには、歯の内部にある虫歯菌に感染した神経や血管を綺麗に取り除き、殺菌、密封する根管治療が必要となります。感染物質の取り残しや根管内の殺菌が適切に行われていない場合は、再発する可能性が高くなるため、精度の高い処置が求められます。

日比谷通りスクエア歯科・矯正歯科では、マイクロスコープなどを駆使した精密根管治療を実施し、再発率の軽減・抜歯の回避に努めております。

拡大視野下での精密な治療

拡大視野下

根管治療の際は、歯科拡大鏡やマイクロスコープを用いた拡大視野の下で精密な処置を実施いたします。暗くて狭い根管の内部を目で確認することができるため、根管治療の精度を高めることができます。

CT精密検査の実施

CT精密検査

必要に応じてCTによる精密検査を実施いたします。複雑な形状の根管や根管の数を事前に把握することによって、未処置の防止をはじめ、適切な治療計画を立案することができます。

ラバーダムによる細菌感染対策

ラバーダム

口腔内や唾液には多くの細菌が存在します。そのため、根管治療の際にはラバーダムというゴム製のシートで治療する歯を隔離し、細菌を含む唾液が根管内に侵入しないよう対策を行っています。

ニッケルチタンファイルでの清掃

ニッケルチタンファイル

根管内の清掃や拡大には、先端がヤスリのようになったファイルという器具を使用します。当院で採用しているニッケルチタンファイルは、弾力があり、複雑な根管にもしっかりと追従するため、隅々まで精度の高い清掃が可能となります。

MTAセメントによる根管充填

MTAセメント

感染物質を取り除いた後は、細菌の繁殖スペースを残さないよう、殺菌効果のあるMTAセメントで根管内を埋めていきます。MTAセメントは膨張しながら硬化するため、根管の隅々まで隙間なくしっかりと塞ぐことができます。

精密なクラウン(かぶせ物)の作成

かぶせ物

根管治療後の再発率を軽減するためには、精度の高い根管治療はもちろん、精密なクラウン(かぶせ物)の作成が重要となります。当院では、一つひとつの工程にこだわり、クラウン(かぶせ物)の機能性・適合性の向上に努めております。

つめ物・かぶせ物(審美)ページ>>

保険適用の感染根管治療で抜歯を回避した症例をご紹介

▼マイクロスコープをはじめ、ラバーダム防湿を使用した保険適用の感染根管治療によって、抜歯を回避した症例です。

【治療前】

感染根管治療

こちらの患者さまは、他医院にて当該歯を抜歯と診断されたため、保存治療を希望して当院へ来院されました。過去に根管治療を行った歯の歯根部分が細菌に感染し、歯茎が炎症を繰り返している状態でした。レントゲンでの診断により、根の分岐部から根尖部まで繋がる大きな病巣が確認できました。

【治療後】

感染根管治療

細菌を含む唾液などが歯の内部に侵入しないよう、ラバーダムというゴム製のシートで当該歯を口腔内環境から隔離し、マイクロスコープを用いた拡大視野の下で感染根管治療(保険適用)を実施しました。症状の改善を確認後、フルジルコニアクラウンを装着して治療完了です。治療後1年後もトラブルなく経過は良好です。

年齢・性別 30代・男性
治療期間 約4ヵ月
治療回数 経過観察を含め6回
治療費 感染根管治療(保険治療) 約6,000円
フルジルコニアクラウン 115,500円(税込)
治療のリスク 再発の可能性があり
噛んだ時の違和感等残る可能性あり

C4【重度の虫歯・歯根だけが残存している状態の虫歯】

重度の虫歯C4の虫歯は、歯茎より上に歯がほとんどなく歯根のみが残存している状態です。歯の神経は既に取り除いているか、壊死しているため、痛みなどの症状はありませんが、歯根部分では虫歯が進行しています。

この状態になると、抜歯リスクは非常に高くなります。保存できる可能性がある場合は、もう一度、根管治療を実施し、症状の改善を図ります。また通常の根管治療だけでは症状の改善や歯の長期維持が見込めない場合は、下記2つの処置を併用し、できる限り抜歯を回避いたします。

エクストルージョン

エクストルージョン

歯茎より上に十分な歯質がない場合は、かぶせ物が安定しないため、抜歯を検討することもあります。そのような場合には、エクストルージョンという矯正処置で歯茎より下に残存している歯質を引っ張り上げ、かぶせ物との安定性を高めることで土台の歯の保存を試みます。

歯根端切除術

歯根端切除術

歯根の細菌感染によって、膿が溜まる根尖病巣が確認できた場合は、歯根端切除術という外科処置を実施いたします。歯茎を切開した後、細菌に感染した歯根の切除と溜まった膿を摘出し、症状の改善を図ります。

新橋・内幸町にて低侵襲な虫歯治療・根管治療をご希望の方へ

低侵襲な虫歯治療・根管治療

日比谷通りスクエア歯科・矯正歯科では、できるだけ痛くない・歯を削らない・抜かない虫歯治療を心がけております。抜歯リスクの高い重度の虫歯もマイクロスコープやCTなどを駆使した精密根管治療を実施し、再発率の軽減、抜歯の回避に努めております。新橋・内幸町にて低侵襲な虫歯治療・根管治療をご希望の方はぜひ、当院までお気軽にご相談ください。

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